ねんきん特別便


http://anond.hatelabo.jp/20080620092535
非常に面白いことが書かれているので、読んでみましょう。

なかでも、

(2)支給予定額に問題が無いか


これには少々説明が必要でしょう。厚生年金の掛け金は標準報酬月額(月給のことです)から算出されますが、この金額は各事業者様からの申請のみによって行われます。源泉徴収や確定申告などで国税庁など他の役所にも同様の数値を把握しているはずですが、整合は取られておりません。


つまりどういうことかと申しますと、ブラックな事業者様は(チェックの厳しい)国税庁には月給40万と正しく申請し、皆さまの手取りからは厚生年金相当額を天引きした上で、社会保険庁には月給10万と申請し大変少ない額の厚生年金を納付した上で、差額は事業者様が美味しく頂くことが出来るということでございます。

いろいろ考えますねーw(いや、笑い事じゃない)

上での申しましたが、ねんきん特別便にはこれが記載されておりません。社会保険事務所に出向いて照会するか、オンライン照会のIDを取得してオンライン照会するかが必要です。手間は掛かりますが常套手段として行われております不正ですので、ブラック事業者にお勤めの方々におかれましては早急の照会をお勧め致します。照会しても支給額しか分かりませんので、これまでの給与から本来どのくらいの年金が支給されるはずかというのは事前に計算しておく必要がございます。

自分の身は自分で守れってことですか。
支給額の計算も自分でして、確認しなさいって・・
さすがだ。
情報弱者は搾取されても(確認しないんだから)文句いうなと。
日本スゲーな。


実は自分の所にも数年前、例の「ねんきん特別便」が来たんですが(学生時代の記録がゴッソリ抜けていた)。
そのとき確認しようとして、社会保険庁のHPから年金個人情報提供サービスを見たら、ユーザID・パスワードが必要だそうなので申請。


驚いたことに

ユーザID・パスワードの発行には通常2週間程度要します。

長げーよ。


さらに、

ユーザIDとパスワードが郵送で送られてきます

郵送って・・無駄使いすんなよ


立派な封筒にIDとパスワードの書かれた紙切れ一枚入って送られてきました。


「ダメだこいつ…早く何とかしないと… 」のアスキーアート下さい。